こんにちは、労務女子なおです。
労働法の本を探してみると、初心者向けの入門書から、実務書、専門的な基本書まで、さまざまな種類があります。どの本を選べばよいか迷ったときは、自分の知識レベルや、本を読む目的に合っているかを確認することが大切です。
この記事では、労働法の本を選ぶときのポイントを簡単に紹介します。
労働法の本にはどんな種類がある?
労働法の本は、大きく分けると「入門書」「実務書」「基本書」などがあります。
入門書
労働法を初めて学ぶ方に向いている本です。専門用語をできるだけ使わず、図や具体例を交えながら、労働法の全体像を分かりやすく説明しているものが多くあります。最初から難しい本を選ぶより、まずは入門書で全体像をつかむ方が理解しやすいでしょう。
入門書の例:『プレップ労働法』
労働法を初めて学ぶ方が、全体像をつかむための1冊として使いやすい本です。
実務書
人事・労務担当者などが、実際の仕事で労働法を使うことを意識して作られた本です。採用、労働時間、休職、懲戒、退職・解雇などについて、法律の説明だけでなく、実務上の対応や注意点まで解説されています。労働法を仕事に活かしたい方には、実務書が使いやすいでしょう。
実務書の例:『企業労働法実務入門―はじめての人事労務担当者からエキスパートへ』
人事・労務担当者が、実際の業務と結びつけながら労働法を学びたい場合に向いています。
基本書
労働法を体系的に学びたい方に向いている専門的な本です。法律の考え方や判例なども詳しく解説されているため、入門書や実務書より難しくなりますが、労働法を深く理解したい場合には役立ちます。初学者が最初の1冊として選ぶというより、ある程度基礎を理解した後に読むのがおすすめです。
基本書の例:水町勇一郎『労働法』
労働法を体系的に、より深く学びたい方に向いている代表的な基本書の一つです。
本を選ぶときに確認したいポイント
本の種類に加えて、次の点も確認しておくと選びやすくなります。
誰向けに書かれた本か
一般の会社員向け、人事・労務担当者向け、社労士などの資格試験向け、司法試験向けなど、本によって想定読者は異なります。同じ労働法の本でも、読者によって内容や説明の深さが変わるため、自分の目的に合っているかを確認しましょう。
著者はどのような人か
労働法の本は、研究者、弁護士、社会保険労務士、実務家など、さまざまな立場の人が執筆しています。著者の肩書だけで判断する必要はありませんが、自分が知りたい内容と著者の専門性が合っているかを見ると参考になります。
出版年・改訂版を確認する
労働法や人事労務に関する制度は、法改正によって内容が変わることがあります。特に実務で使う場合は、できるだけ新しい版かどうかを確認しておきましょう。
自分に合った本を選ぶ
労働法の本は、難しい本を選べばよいわけではありません。初めて学ぶなら入門書、実務で使いたいなら実務書、より深く体系的に学びたいなら基本書というように、自分の目的や知識レベルに合わせて選ぶことが大切です。さらに、誰向けに書かれた本なのか、著者はどのような専門家なのか、情報が新しいか、といった点も確認すると、自分に合った本を見つけやすくなります。
具体的にどの本を選べばよいか迷っている方は、初心者向け・実務向けなどに分けて、おすすめの書籍を以下の記事で紹介しています。
➡【人事労務おすすめ本】労働法の基本を学ぶには?おすすめ厳選8冊を紹介